関わっている人の新たな気づきやひらめきがやりがい〜新規事業開発に携わるエンジニアが思う「八楽の味」〜

八楽で働く仲間、ヤラクゼンを使っていただいているお客様、パートナー企業の方々、など八楽およびヤラクゼンをとりまく「人」にフォーカスを当てながら八楽を紐解くシリーズ『やらく人』。今回は、新規事業開発を担当する杉山慎に話を聞きました。

やらく人<VOL.14>

八楽株式会社 新規事業開発担当

杉山慎

八楽に入るまでのことを教えてください。

新卒で任天堂に入り、「Wii」や「Switch」の開発をしていました。14年ほど働いたのちに独立し、フリーランスとしてハードウェアのエンジリニアリングをしていた時に、任天堂の同期が八楽の経営企画に関わっていて、その人を通じて新規事業の開発に携わるようになりました。

現在のお仕事は?

新しいプロジェクトのコンセプトや方向性を決める仕事をしています。肩書きは一応エンジニアではあるので、実験的なソフトウェアも作ったり、プロトタイプを作ったり。部分的にでも実際に作ってみて、コンセプトや方向性を決めています。

どんな時にやりがいを感じますか?

プロトタイプを作って人に提案したり、ヤラクゼンが現状抱えている問題点を指摘したりすることが自分の仕事です。しかし、自分が言ったからやり方を変えるというよりも、何か自分がプロトタイプを作ったり指摘をすることで関わってる人が新たな気づきを自ら得る、別のアイディアがひらめくことがあった時にやりがいがあるなと感じますね。

エンジニアになろうと思ったきっかけは?

単純にパソコンを触ってるのが好きだったんですよね。大学では電子工学科というICを使ったり作ったりする学科で学んだんですけど、元々コンピューターに小さい頃から興味がありました。父親が新しい物好きだったんで、黎明期のパソコンが家にあるレアな家庭だったんです。80年代だから、40年前ですね。そういうのを子供の頃から触ってたのは大きいです。父親がエンジニアなので、その影響もあります。

普段、八楽以外ではどんなお仕事をされてるんですか?

普段は他の企業を手伝ったり、自分の事業を起業するための準備をしています。

現在はフリーランスのエンジニア。フリーランスの大変さはありますか?

フリーランスはほぼもう精神修行ですね。会社で始業が何時からと決まっていたり、学校では時間割があったりしたのは大事だったんなと。フリーランスはそれがないんで、できるだけストイックにいこうとしてます。朝4時に起きて、夜9時に寝る。早く寝ないと、ゲームやネットフリックスで徹夜とか、余裕でしちゃうタイプなので。朝に、自分の仕事なり学習なりをしておけば、フリーランスとして別の企業を手伝う日だったとしても体力が一番ある時に大事なことができると思っています。

お休みはありますか?

フリーランスって毎日が休みで毎日が仕事みたいな状態ですよね。自分の匙加減一つで。なので、そこも難しい所の一つです。ついついサボりがち、休みがちになってしまうので、やっぱり締切は大事ですね。お尻が決まっているから動ける。フリーランスとはいえ、人と関わっていたら締切が自動的にできるので、できるだけサボらないように、人と関わって締め切りを作るようにはしています。

いろいろな会社のお仕事をされている杉山さんから見て、八楽ってどんな会社ですか?

いろんなスタートアップ、ベンチャー企業に関わらせてもらってると、社長の色が強く出ますよね。八楽は坂西さん(代表取締役)がオランダに住んでいてもちゃんと会社が回っています。坂西さんは意志の強さと思考の柔らかさを備えていて、それが八楽の味になっていると思います。

杉山さんから今の八楽はどういう風に見えていますか?

ヤラクゼンの大枠の仕組みはあまり変わってないですけど、世の中の技術的な潮流は大きく変わっているじゃないですか。技術的にはAIが実用化を目指して技術力を日々大幅にアップしている状況で、それにどう対応していくかがヤラクゼンのポイントだと思います。八楽がどう変わったっていうよりも、八楽が変わってかないと、と感じています。実際にエンジニアたちもその辺は意識しているし、AIや機械学習に強いメンバーが揃っている。だから、八楽はどんどん変わっていくだろうと思うので楽しみですね。

お休みの日の一コマ。登山後のビールは格別の味!