07 Nov 【やらく人】 オーストラリア出身プログラマーが語る八楽の多国籍チーム
~多様な視点が育む柔軟な環境~
八楽で働く仲間、ヤラクゼンを使っていただいているお客様、パートナー企業の方々、など八楽およびヤラクゼンをとりまく「人」にフォーカスを当てながら八楽を紐解くシリーズ『やらく人』。今回は、開発チームのディベロッパー、ジョセフに話を聞きました。
やらく人<VOL. 10>
八楽株式会社開発チーム
スクテラ・ジョセフ
出身都市:アデレード(オーストラリア)
Q)日本で働くことになったきっかけを教えてください。
大学を卒業したタイミングがちょうどリーマンショックがあった時で、オーストラリアで就職するのがとても難しい状況でした。日本には交換留学で滞在したことがあって。仕事を探すタイミングで、生活したことのある場所に戻ってくることにしました。
Q)もともと日本に興味や関心があったのでしょうか。
はじめは、中国に行きたかったんです。中国の文化や哲学に関心がありました。武術映画も見たり。けれど、中国へ行けなかったので、留学先を2番目に興味のあった日本に切り替えました。
日本に来たのはもう11年も前になるので、興味を持ったきっかけは正直はっきりとは思い出せないですが、生活していくうちに日本の文化や言語を学ぶことも多くなり、次第に日本が好きだなって思えるようになったんです。
日本は私の生まれ故郷ではないですが、今では故郷のように思っています。
Q)八楽での仕事はどうですか?
以前に比べて組織の構造がしっかりしたと思います。3年前、私が入社した時1つだった開発チームは今ブルーチームとレッドチームに分かれています。過去にはきちんと統率が取れないような時があったり、目標や目的がはっきりしていないこともありました。
それがこの3年間でチームが組織化され、色々なことがさらに構造的に整理され、様々なことに関してドキュメンテーションも行われるようになりました。だから新しい人が入社したときも、スムーズに仕事を始められるようになっています。
Q)働く環境がより良くなったということですね?
そうですね。けっして今までの環境が悪かったわけではないですが、少なくとも私は、今の方が良いと思っています。個人的に、ただある程度の方向性がある方が私の好みに合っています。
開発チームでは、毎週マネージャーと1対1のミーティングがあって、自分が取り組んでいることはもちろんですが、仕事以外のことでもなんでも話し合うことができます。このようなサポートが個人の成長にも役立ち、スムーズに仕事を進めるためにも非常に有益だと思っています。
Q)八楽で働く前は別の日系企業で働いていたと聞きました。当時の働き方はいかがでしたか?
八楽とはまったく違いました。以前の会社は伝統的な日本企業で、外国人は私一人でしたし、社内で英語が使われることもありませんでした。
ストレスを感じていたことを一つ挙げるとすれば、日本語でビジネスメールを書くことです。言葉や漢字の選び方、どの文章を使うかなど、相手の立場などを考えなければならず、煩わしいと同時にやたらと時間がかかってしまうと感じていました。日本人の同僚からも同じようなフラストレーションを聞いたことがあります(笑)。
Q)八楽という会社の特徴は何だと思いますか??
特に強調したいのは多様性です。開発チームには多くの外国人がいます。それが非常に大きな特徴だと思います。日本企業でこれだけ外国人比率が高い企業は、あまり多くないと思います。日本の他のIT企業とは異なります。
Q)八楽での仕事でやりがいを感じるときを教えてください。
「ヤラクゼン」開発の新しいプロジェクトに従事する時や、新しい技術を使って開発をする時に一番やりがいを感じます。つまり、何か課題があって、それを最も美しく解決する方法を見つけるプロセスですね。
開発では常に解決すべき問題があったり、追加したい新機能があったりします。その計画を立てて、どうやって解決するかを考えるプロセスがとても面白いと感じます。
私だけでやることもあれば、他の開発者や、時には他のチームと協力して解決策を見つけることもあります。
Q)八楽でどのような人と一緒に働きたいですか?
柔軟な考え方ができて、自分の仕事に責任と主体性を持つことができる人でしょうか。
開発チームでは全員が責任を持って仕事をしています。これはとても重要なことで、八楽の開発が成功している理由の一つだと感じています。ヤラクゼンも年々進化しています。以前の会社では、ほぼ毎月誰かが辞めていたこともありましたが、八楽ではこの3年間で、辞めたディベロッパーは数人しかいません。非常に少ないと思いますし、良い傾向なんじゃないかなと思っています。
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